援デリ業者とは?出会い系サイトに巣くう違法な存在の見分け方

援デリ業者は違法な管理売春組織

一昔前までは、出会い系サイトと言えば「サクラ」の存在が男性の出会いを邪魔する存在でした。

しかし、「サクラ」は2003年の出会い系サイト規制法を皮切りに激減し、今では少数の弱小サイトが最初から詐欺目的で昔ながらの「サクラ」をやっている程度になりました。法律の施行と前後して、渋谷や新大久保に乱立していた出会い系サイト運営会社も軒並み撤退しています。

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もはや「サクラ」の存在は無視できるレベルですが、出会い系アプリや出会い系サイトでは男性の大敵として「援デリ」と呼ばれる業者が「サクラ」に代わって台頭しています。純粋な出会いを阻害する厄介な存在で、間違いなく百害あって一利なしだと言えるでしょう。

ということで、今回は出会いを求める男性にも女性にも迷惑な存在である「援デリ」について、その違法業者の存在から見分け方までを出会い系サイトの関係者だった視点で説明してみたいと思います。

「援デリ」と呼ばれる違法業者について

反社会的勢力の援デリに注意

まずは「援デリ」についてですが、これは一言で言うと「アンダーグラウンドで行われている違法な管理売春組織」です。背後には裏社会の反社会的勢力がいます。

語源としては、個人が売春を行う「援助交際」と、女性を指定場所に送る「デリバリーヘルス(デリヘル)」の語呂を組み合わせて「援デリ」と呼ばれています。もちろん、デリヘルのように風営法に基づく無店舗型性風俗特殊営業(1号営業)の届出はないため完全な違法営業ですね。

もはや「デリバリー」もせずに自宅(と称する場所)やビジネスホテルなどに呼んでくるケースもあり、これも「援デリ」と同じように手口を知っておく必要があるでしょう。

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この「援デリ」という言葉ですが、警察庁も児童買春の舞台になっているということで、全国の関係機関に「援デリ」という言葉を使って通達を出しています。

また、コミュニティサイトに援助交際を装った書き込みをして、実際には組織的に児童に売春をさせるいわゆる「援デリ」事件の検挙事例もあることから、取調べや証拠の精査等を通じて、事件の背景に存在する実態の解明を図ること。
児童の性的搾取等に係る対策の強化について(PDF)- 警察庁

出会い系アプリや出会い系サイトを集客する場として悪用し、素人女性を装ってアポイントから金銭授受を伴う営業(本番行為)をするのが特徴です。見分け方を知らないと「サクラ」よりも厄介な存在でしょう。

店舗型の違法風俗でもありがちな話ですが、この「援デリ」で派遣されてくる女性は総じてレベルが低くサービスも悪いため、引っかかった男性が不満を抱くのも一つの特徴です。

「援デリ」のターゲットになるのは体目的で出会いを求めている男性で、欲に目がくらむと簡単に引っかかってしまいます。そのような男性が絶えないため業者が巣くうという結果につながっていて、皆さんが利用する際は「援デリ」を見極めるポイントを正しく知って避けるようにしてください。どのような理由であれ、絶対に関わってはいけません。

「援デリ」の見分け方

一般女性と援デリ業者の見分け方

非常に迷惑な「援デリ」の存在ですが、実は見極めるのは難しくありません。

「援デリ」の目的を考えれば、今は絶滅危惧種の「サクラ」と行動が全く同じです。むしろ、サクラはトラブルになりかねない「アポ取りNG」というルールがあったりするので、それとは逆の「援デリ」は一層分かりやすい行動を起こしてきます。

ということで、「援デリ」の業者に関する特徴を列挙するので、該当する・思い当たるものがある場合は警戒レベルを上げてください。慣れれば最初から相手にすること自体なくなるはずです。

  • ログインのタイミングで届くメッセージ
  • 1日中ログインしている
  • 顔が明確に分かるプロフィール写真
  • 過剰な下ネタ(エロ)
  • 女性からのアプローチ
  • 待ち合わせ場所が一方的かつ具体的
  • 複数枚の写真リクエストを渋る
  • アポ前とアポ後のやり取りの頻度

上から順に業者の特徴が大きく出る内容となっています。

今回のリストに載せていないことから分かるとおり、LINEやKakao Talk(カカオトーク)の交換ができることは業者の見極めとは関係ありません。サイト運営会社の監視から逃れられるため、業者はLINE・カカオトークのID交換も積極的です。

それでは、リストにある一つ一つの行動について説明していきます。

ログインのタイミングで届くメッセージ

これは誰でも分かるでしょう。

デフォルトの設定にしていると、出会い系サイトにログインするとタイミングよくメッセージが届きますね。あれは典型的な業者の行動で、アクティブなユーザーを手っ取り早く確保しようとしています。

ログイン直後に届く援デリ業者からのメール

「援デリ」の業者も顧客の奪い合いではあるので、一番分かりやすいアクティブな見込客に対してアプローチしているということです。

1日中ログインしている

プロフィールなどの検索結果を見ていると、1日中何度も目にする女性いますよね。あれは業者が使っているアカウントです。

組織として複数人で使っているため、本当に24時間体制でアクティブ(オンライン)なので分かりやすいでしょう。いつ見ても最終ログイン日時が数分前だったりしますね。

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この後にも書きますが、業者はアポ後のやり取りが疎かになる傾向があるのですが、返信がないときでも相手の最終ログイン日時は直近なので、業者が別の男性とのやり取りやカモを探していることが分かります。

顔が明確に分かるプロフィール写真

プロフィール写真は2つの方法で活用できます。

1つ目は、そもそも「素人女性はプロフィール写真を登録しない」という点で、スタンプなどで顔を隠していない写真は基本的に登録しません。SNOWなどのカメラアプリで盛った写真でも一部は隠す傾向があります。これは女性側の心理を考えたら当然でしょう。また、登録されていたとしても、拾い物なので業者の写真は画質が荒いのも特徴だったりしますね。

2つ目は、「別の写真をもらう」ことで業者かの判断に使えるという点です。基本的に業者のプロフィール写真は拾い物なので、同じ女性の写真を用意することができません。また、似たような別の写真を用意したとしても画像のサイズ・解像度が違ったり必ずボロが出ます。

もし2枚目になる写真が手に入った場合は、下記の観点で確認してください。

  • 本当に同一人物か
  • 写真のサイズ・解像度

特に画像のサイズや解像度が違うのは分かりやすいので使えます。同じスマホで撮影しているはずですが、画像サイズが違ったり画像が荒かくなったり、普通は考えられないことが起こるので分かりやすいでしょう。

複数枚の写真が同一か否かの判断は「良い方向に理解しない」ことが重要です。似ている箇所を探すという愚行は止めましょう。

過剰な下ネタ(エロ)

これは「サクラ」の全盛期から何も変わっていませんね。キャラ設定とメッセージで男性の下心をいかにくすぐるか、これは業者の腕の見せどころです。

しかし、普通の素人女性は下ネタ全開の露骨なメッセージは送りません。そのようなやり取りがあるとしたら、相手は仕事として付き合ってくれているということです(最悪、相手も男でしょう)。

パパ活などのサポート目的だとしても、真摯にやり取りすることが一番です。

女性からのアプローチ

ログイン直後のメッセージと重複しますが、基本的に「女性からのアプローチはない」と思ってください。掲示板での募集は自ら業者を呼び寄せているようなものです。

女性からのアプローチは業者によるもの

アプリやサイトによって異なりますが、基本的に女性からの検索結果などに自分は見えないようにしておきましょう。あくまでも自分から女性を選ぶのがポイントです。

業者の排除自体も積極的なことに加えて、ここら辺の業者からのムダなアプローチを排除する設定についてはハッピーメールが最も進んでいると思います。

待ち合わせ場所が一方的かつ具体的

警戒し過ぎるのも良くありませんが、「援デリ」の業者は待ち合わせ場所にできる候補が少ないです。多くの場合、地域(駅など)は固定されていて融通が利きません。

そのため、女性側から「具体的な場所を指定」は非常に怪しいと言えるでしょう。

援デリ業者の具体的な場所指定

その場合、「相手の希望から少し場所(施設)をずらす」という方法で反応を見るのも一つです。基本的に素人女性は交通の便で「待ち合わせにする駅」だけは希望としてあったりしますが、それ以外は柔軟かつ時間(遅刻)にも寛容であることが多いです。

反対に、業者はアポしたとおりに女性スタッフを派遣する必要があるため、自分たちに都合のいい時間・場所を指定しようとしてきます。この一般女性と業者のフレキシブルさの違いも一つの目安に使えるでしょう。

複数枚の写真リクエストを渋る

プロフィール写真のところでも書いたとおり、業者は同一人物の複数枚の写真を用意していないことを突くものです。他にも、業者が派遣する女性は決まっていないので、その女性の特徴となる容姿を正確には伝えてこられないことを利用します。

そもそも2枚目以降の写真を渋るのも特徴ですが、送ることの条件として金銭面などを出してくるケースもあります。よほど送りたくないのでしょう。

2枚目の写真送付に金銭を要求

また、もし送られてきたとしても、トリミングやリサイズなどの加工をしているので、サイズや画質などの不自然さから見破ることができます(笑えるくらい完全に別人が送られてきたこともあります)。

ただし、本当の素人女性もホイホイと写真を送ってくるわけではないので、あまり疑心暗鬼になり過ぎてやり過ぎるのは良くありません。これは注意してください。写真を要求されること自体を嫌がる一般女性も非常に多いです。

アポ前とアポ後のやり取りの頻度

「援デリ」業者の分かりやすい行動として、「アポまでは熱心」「アポ後は必要最低限」という分かりやすい変化があります。

業者から見たらデリバリーの予約獲得は最優先なので最初は熱心にやり取りしてきますが、アポが取れたら途端に反応が鈍くなります。半日放置くらいが普通になるのですが、その間も相手のログイン日時を見ると活動していることが分かります。同じ業界にいた身からすると、ボロが出る可能性のある不用意なやり取りを減らすためにも「釣った魚に餌をやらない」のは正しい判断だとは思います。

また、業者は出会い系アプリやサイトを使う必要もないので、LINEやカカオトークのID交換を簡単に応じてくれます。むしろ、運営会社にアカウントBANされないために、個別のやり取りはメッセージアプリのほうが都合いいのです。

直接やり取りする場合、特に相手の反応に注目してください。業者は複数人で回せるようにLINE・カカオトークをPCで使っています。そのため、長文をスマホでは考えられない早さで返してくることがあり、それがあったときは業者を強く疑ってください。

LINEで2分以内にきた長文返信

相手には辞書登録されたテンプレートや周到に購入したスタンプもあるケースなどもあります。メッセージアプリの内容で見抜くのは難易度が高めです。

「援デリ」は男性だけでなく女性にも有害です

女性にも有害な援助交際デリバリー業者

基本的な見分け方を頭に入れたあとは、実戦で「援デリ」の分かりやすい特徴を捕まえて見破りましょう。

この業者は男性にとって非常に有害なことは間違いありませんが、一般女性や運営会社にとっても間違いなく有害な存在です。運営会社は警察庁からも注意喚起されており、ハッピーメール(18禁)などは利用者に向けて注意を促していますね。

悪質な業者に関するお知らせ

援デリ業者がいることで、男性は疑心暗鬼になって「写真を送って欲しい」「業者じゃないの?」というメッセージを送るようになり、普通の女性会員は業者と疑われて面倒なリクエストを受けて嫌気がさすことになります。お互いに不幸な状況です。

また、出会い系アプリや出会い系サイトの運営会社も、「援デリ業者がいる」「援デリ業者に騙された」という口コミ・評判を受けてしまうリスクがあります。事情に詳しい人ばかりではないので、運営会社が「サクラ」として用意しているかのように吹聴する人が出てきてもおかしくありません(実際は「援デリ」と「サクラ」の区別がついていない書き込みが多いです)。

そもそも、「援デリ」の業者は明らかに管理売春の違法行為を行っているため、自社サービスを違法行為の場に悪用されている状況は看過できないでしょう。

いかなる理由でも「援デリ」の相手をしてはいけません

援デリ業者の女性は断固拒否

最後に、どのような理由があっても「援デリ」の業者を相手にしないようにしてください。

援デリ業者は違法な反社会的勢力です

お金さえ出せば簡単に本番行為を含む「出会い」があるのは確かですが、相手は違法な管理売春を行っている犯罪者集団です。しかも、相手の女性は風俗などにも勤められない訳アリな女性です。

相手が児童(18歳未満, 高校生)でない限りは利用者まで刑事罰を受ける可能性は低いですが、何よりも反社会的勢力(暴力団など)の資金源になることに大きな問題があります。これが商売として成立してしまうと、さらに多くの業者が出会いの場に参加してくる可能性がでてしまいます。そうなると、男性・女性・運営会社の全員が不幸な状況になる負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。

とうことで、どんな理由があっても「援デリ」と思われる業者の相手をしてはならず、援デリだと思われる言動があった場合は静かにフェードアウトするようにしてください。知らずにアポイントをとって待ち合わせ場所まで行ったとしても、やり取りしていた女性と明らかに違う女性が現地にいた場合、声をかける前に躊躇せず逃げるようにしましょう。

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もし声をかけて話をし始めてしまった場合でも、「付き合うつもりはない」ということを毅然とした態度で伝えてください。事前に金銭の話があってもなくても、相手が未成年でなければ男性側が罪に問われることはないので、何か面倒なことになっても警察に行けば問題ありません(経験上、変なことをするなと真面目なトーンで注意される程度です)。

完全に相手に非がある行為なので、バックに反社会的勢力がいても臆せず自分の身を守る行動をとることが重要です。

一般女性の多い出会い系アプリであることも事実

一方で「援デリ業者がいる=女性が多い人気の出会い系サイト」というのも事実です。ここが非常に悩ましいところです。

女性会員を集められなかったり、都道府県の公安委員会に届け出いていないような違法サイトは「サクラ」を使います。しかし、「援デリ」は「サクラ」がいないような人気サイトを営業の主戦場としています。

このさじ加減が難しいのですが、基本的には会員が多いほど出会える確率も高いので、会員数を重視するのが業界で働いていた経験者としてオススメするサイト選びの方法です。ぜひ参考にしてください。

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間違った出会い系では会えません

当たり前ですが、一般女性の登録が少ない出会い系を使っていては出会えません。まだまだサクラを使った詐欺目的の出会い系も多いのが実情です。

過去に出会い系サイト運営をしていた経験から、出会えるサイト選びのポイントは「新規会員登録の多さ」と断言できます。常に勢いがあるサイトを利用するようにしましょう。

ハッピーメール(18禁)

「まずはハッピーメールから」と言えるほど、初心者には特にオススメな業界最大手の老舗です。私もメインで使っています。

何よりもサイトへの新規会員登録が圧倒的に多いので、出会い系に慣れていない新規の女性にアプローチすることをオススメします。

プロフィールにある「興味あること」で相手の出会いの目的を察しましょう。

ワクワクメール(18禁)

ハッピーメールと同じ業歴18年の大手で、趣味や悩みなどのコミュニティから出会いを探すのが基本的な使い方です。遊び仲間~恋愛・婚活まで幅広い用途で使えます。

こちらも毎日1,600人の新規会員登録があるので、毎日サイトの動きをチェックしながら「この人は」という人を見つけたときにアプローチしてください。

イククル(18禁)

イククルは少し出会い系に慣れた人にオススメです。

ポイント単価が安いこともあって男性同士の競争が激しいため、ハッピーメールなどで慣れてから参戦してみてください。

毎日2,000人の新規会員登録があるため出会いのチャンスは多いと思いますが、自分なりの「出会い方のコツ」をつかんでからの利用が良いでしょう。

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