「援デリ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。一昔前まで、出会い系と言えば「サクラ」でしたが、今の出会い系やマッチングアプリでは「援デリ」と呼ばれる業者が悪さをしています。
この「援デリ」についてですが、これは一言で言うと「アンダーグラウンドで行われている違法な管理売春組織」のことです。背後には裏社会の反社会的勢力がいると思ってください。
反対に、もはや聞いたこともないサイトにさえ手を出さなければ、歴史ある大手運営会社の出会い系に「サクラ」は存在しません。安心してください。
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一方、現在進行形で問題になる援デリ業者ですが、実は「援デリがいるサイト」は「実際に一般女性と出会える優良サイト」の証明でもあります。援デリは出会える優良なサイトにだけ存在するという点が非常に厄介です。
私は一貫して「出会い系は歴史ある会員数の多いサイトだけを使うべき」とオススメしていますが、そのような一般女性と出会える優良サイトには間違いなく援デリ業者も出入りしていています。運営会社がアカウントを凍結しても無限に入り込んでくる害悪な存在です。
| サイト名 | 会員数 |
| ハッピーメール(18禁) | 3500万会員 |
| YYC(18禁) | 1900万会員 |
| イククル(18禁) | 1500万会員 |
| PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
| ワクワクメール(18禁) | 1200万会員 |
| ミントC!Jメール(18禁) | 1000万会員 |
ということで、今回は出会いを求める男性にも女性にも迷惑な存在である「援デリ」について、その違法業者の正体や見分け方を簡潔に説明してみたいと思います。
「援デリ」と呼ばれる違法業者について

まずは繰り返しになりますが、「援デリ」とは違法な売春行為のことです。
援デリの語源は、個人が売春を行う「援助交際」と、派遣型風俗の「デリバリーヘルス(デリヘル)」を組み合わせて、語呂よく「援デリ(援助交際デリバリー)」にしたものです。もちろん、デリヘルのような風営法に基づく無店舗型性風俗特殊営業(1号営業)の届出はない完全な違法営業です。
もはや「デリバリー」もせずに自宅(と称する場所)やビジネスホテルなどに誘ってくるケースもあり、これも「援デリ」の亜種として手口を知っておく必要があるでしょう。ホテル代などが浮くからお得なんて思って、呼ばれた場所にノコノコと行かないようにしてください。
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援デリは児童買春の舞台になっているということで、警察庁も全国の関係機関に「援デリ」という言葉を使って通達を出しています。今や公的な用語にもなっているということですね。
また、コミュニティサイトに援助交際を装った書き込みをして、実際には組織的に児童に売春をさせるいわゆる「援デリ」事件の検挙事例もあることから、取調べや証拠の精査等を通じて、事件の背景に存在する実態の解明を図ること。
児童の性的搾取等に係る対策の基本計画(PDF)- 犯罪対策閣僚会議
「援デリ」は出会い系アプリ・出会い系サイト・マッチングアプリなどを集客ツールとして悪用し、素人女性を装ってアポイントをとって金銭授受を伴う営業(本番行為まで)をするのが特徴です。実際に出会えてしまうので、見分け方を知らないと「サクラ」よりも厄介な存在でしょう。
店舗型の違法風俗でもありがちな話ですが、この「援デリ」で派遣されてくる女性は総じてレベルが低くサービスも悪いため、引っかかった男性が不満や不安を抱くのも一つの特徴です。

「援デリ」のターゲットになるのは体目的で出会いを求めている男性で、出会い系に不慣れな初心者は簡単に引っかかってしまいます。
援デリ業者を見破ることは難しくないので、皆さんが利用する際は「援デリ」を見極めるポイントを正しく知って避けるようにしてください。どのような理由であれ、絶対に関わってはいけません。
「援デリ」の見分け方

そんな非常に迷惑な「援デリ」の存在ですが、実は見極めるのは全く難しくありません。下半身だけで脊髄反射せず、頭を使って"そんな美味しい話はない"と冷静に考えてみてください。
「援デリ」は「サクラ」と正反対の行動をとるので非常に分かりやすいです。サクラはトラブルになりかねない「アポ取りNG」というルールがありますが、援デリは逆に「手っ取り早く会おうとするアポ取り」を起こしてきます。

ということで、「援デリ」業者の特徴を列挙するので、該当する・思い当たるものがある場合は警戒レベルを上げてください。慣れれば最初から相手にすること自体なくなるはずです。
- 自分がログインしたタイミングで届くメッセージ
- 1日中ログインしている女性
- 顔が明確に分かるプロフィール写真
- 過剰な下ネタ(エロ)
- 女性からの積極的なアプローチ
- 待ち合わせ場所が一方的かつ具体的
- 複数枚(2枚目)の写真リクエストを渋る
- アポ前とアポ後のやり取りの頻度
上から順に業者の特徴が大きく出る内容となっています。もちろん、「一つでも該当するから業者」というわけではありません。
リストに載せていないことから分かるとおり、LINEやKakao Talk(カカオトーク)の交換は業者の見極めとは関係ありません。サイト運営会社の監視から逃れられるため、援デリ業者は一般女性が敬遠しがちなLINE・カカオトーク・メールなどの交換も積極的です。
それでは、リストにある一つ一つの行動について見ていきましょう。心当たりのある人も多いのではないでしょうか。
ログインのタイミングで届くメッセージ
これは誰でも分かるでしょう。会員登録時のデフォルト設定にしていると、ログインするとタイミングよく女性からメッセージが届く"アレ"です。
このメッセージは業者の典型的な行動で、アクティブなユーザーを手っ取り早く確保しようとしているだけです。業者はプログラムを組んでシステム的にメッセージを送っています。

「援デリ」の業者同士でも顧客の奪い合いがあるので、一番分かりやすいログインした瞬間のアクティブな見込客に対してアプローチしているということですね。これを阻止するために、私はハッピーメールでは「足あと設定」「マイプロフィール公開設定」をオフにしています。
これは自衛の基本中の基本なので、自分で業者を呼び寄せるような状態にしないようにしましょう。
1日中ログインしている
プロフィールなどの検索結果を見ていると1日中何度も目にする女性いますよね。多くは美人女性の画像が使われていてますが、あれは業者が客引きに使っているアカウントです。
組織的に複数人でアカウントを使い回しているため、本当に文字通り24時間体制でアクティブ(オンライン)なので分かりやすいでしょう。いつ見ても最終ログイン日時が数分前だったりしますね。
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この後にも書きますが、業者はアポ後のやり取りが疎かになる傾向があるのですが、自分への返信がないときでも相手の最終ログイン日時は直近です。アポ取りまで終わった客へのメッセージは放置して、業者が別の男性とのやり取りや別のカモを探していることが分かります。
顔が明確に分かるプロフィール写真
女性のプロフィール写真は2つの観点で活用できます。

1つ目は、そもそも「素人女性はプロフィール写真を登録しない」という点で、基本的に一般女性はスタンプなどで顔を隠していない写真を登録しません。SNOWなどのカメラアプリで盛った写真でも一部のパーツは隠す傾向があります。これは女性側の心理を考えたら当然でしょう。
2つ目は、「別の写真をもらう」ことで業者かの判断に使えるという点です。基本的に業者のプロフィール写真は拾い物なので、同じ女性の異なる写真を用意することができません。また、似たような別の写真を用意したとしても画像のサイズ・解像度が違ったり必ずボロが出ます。
もし2枚目になる写真が手に入った場合は、下記の観点で確認してください。
- 本当に同一人物か
- 写真のサイズ・解像度
特に画像のサイズや解像度が違うのは分かりやすいので使えます。同じスマホやアプリで撮影しているはずですが、画像サイズが違ったり画像が荒くなったり怪しい点を探してください。
複数枚の写真が同一か否かの判断は「良い方向に理解しない」ことが重要です。「別人に見えるけど、少しでも似ている箇所を探して相手を信じる」というようなのは愚行です。
過剰な下ネタ(エロ)
これは「サクラ」の全盛期から何も変わっていませんね。キャラ設定とメッセージでいかに男性の下心をくすぐるか、これは業者の腕の見せどころです。
しかし、普通の素人女性は露骨に下ネタ全開のメッセージは送りません。そのようなノリノリなやり取りがあるとしたら、相手は仕事として付き合ってくれているということです。最悪、やり取りしている相手は男性です。
パパ活などのサポート目的だとしても、実際に会うまでは真摯にやり取りすることが一番大切です。
女性からのアプローチ
ログイン直後に届くメッセージの話と重複しますが、基本的に出会い系では「女性からのアプローチはない」と思ってください。掲示板での募集は自ら業者を呼び寄せているようなものです。

アプリやサイトによって設定は異なりますが、女性からの検索結果などに自分は見えないようにしておきましょう。あくまでも常に自分から女性を選ぶのがポイントです。
業者の排除自体も積極的なことに加えて、分かりやすい業者からのムダなアプローチを排除できる設定についてはハッピーメールが最も進んでいると思います。
待ち合わせ場所が一方的かつ具体的
警戒し過ぎるのも良くありませんが、「援デリ」の業者は待ち合わせ場所にできる候補が少ないです。多くの場合、地域(駅など)は固定されていて融通が利きません。そのため、女性側から「具体的な場所を指定」は非常に怪しいと言えるでしょう。

その場合、「相手の希望から少し場所(施設)をずらす」という方法で反応を見るのも一つです。基本的に素人女性は交通の便で「待ち合わせに使う駅」くらいは希望としてあったりしますが、それ以外は柔軟かつ時間にも寛容であることが多いです。
反対に、業者はアポどおりに女性スタッフを派遣する必要があるため、自分たちに都合のいい時間・場所を指定しようとしてきます。そして、その時間・場所に融通が利かないのも特徴です。
この一般女性と業者のフレキシブルさの違いも、他の要素と組み合わせながら一つの目安に使えるでしょう。
複数枚の写真リクエストを渋る
よくある「別の写真を要求」という方法ですが、これは業者が同一人物の写真を複数用意していないことを突くものです。他にも、業者が派遣する女性は決まっていないので、その女性の特徴となる容姿を正確には伝えられないことを利用します。
そもそも2枚目以降の写真を渋るのも特徴ですが、送ることの条件として金銭面などを出してくるケースもあります。よほど送りたくないのでしょう。

また、もし送られてきたとしても、トリミングやリサイズなどの加工をしているので、サイズや画質などの不自然さから見破ることができます。笑えるくらい完全に別人が送られてくることもありますね。
ただし、本当の素人女性もホイホイと写真を送ってくるわけではないので、あまり疑心暗鬼になり過ぎてやり過ぎるのは良くありません。写真を要求されること自体を嫌がる一般女性も非常に多いです。
アポ前とアポ後のやり取りの頻度
「援デリ」業者の分かりやすい行動として、「アポまでは熱心で即レス」なのに「アポ後は必要最低限で遅い」という分かりやすい変化があります。
業者から見たらデリバリーの予約獲得は最優先なので最初は熱心にやり取りしてきますが、アポが取れたら途端に反応が鈍くなります。半日放置くらいは普通になるのですが、その間も相手のログイン日時を見ると活動していることが分かります。
ボロが出る可能性のある不用意なやり取りを減らすためにも、余計なやり取りをせずに「釣った魚に餌をやらない」のは正しい判断だとは思います。
また、業者はアプリやサイトを使い続ける必要もないので、一般女性が嫌がるLINEやカカオトークのID交換を簡単に応じてくれます。むしろ、運営会社に検知されてアカウントBANされないために、個別のやり取りはメッセージアプリのほうを好む傾向すらあります。

直接やり取りする場合、特に相手の反応に注目してください。業者は複数人で回せるようにLINE・カカオトークをPCで使っています。そのため、スマホでは考えられない早さで長文を返してくることもあり、そのような特徴からも業者の可能性を疑ってみてください。

相手には辞書登録されたテンプレートは当然として、事前に購入した名前入りスタンプも用意しているケースもあります。メッセージアプリの内容で見抜くのは難易度が少し高めです。
「援デリ」は男性だけでなく女性にも有害です

基本的な見分け方を頭に入れたあとは、実戦で「援デリ」の分かりやすい特徴を捕まえて見破りましょう。
援デリ業者が男性にとって非常に有害なことは間違いありませんが、一般女性や運営会社にとっても間違いなく有害な存在です。運営会社は警察庁からも注意喚起されており、ハッピーメール(18禁)などは利用者に向けて注意を促しています。

援デリ業者がいることで、男性は疑心暗鬼になって「写真を送って欲しい」「業者じゃないの?」というメッセージを送るようになり、普通の女性会員は業者と疑われて面倒なリクエストを受けて嫌気がさすことになります。誰も得をしない状況です。
また、出会い系アプリや出会い系サイトの運営会社も、「援デリ業者がいる」「援デリ業者に騙された」という口コミ・評判を受けてしまうリスクがあります。

事情に詳しい人ばかりではないので、運営会社が「サクラ」として用意しているかのように吹聴する人が出てきてもおかしくありません。実際は「援デリ」と「サクラ」の区別がついていない書き込みばかりです。
そもそも、「援デリ」の業者は明らかに管理売春の違法行為を行っているため、運営会社は自社サービスを違法行為の場に悪用されている状況を看過しません。警察庁からも対応を要請されていますし、常に監視してアカウント凍結なども積極的に行っています。
いかなる理由でも「援デリ」の相手をしてはいけません

最後に、どのような理由があっても「援デリ」の業者を相手にしないようにしてください。
援デリ業者は違法な反社会的勢力です
お金さえ出せば簡単に本番行為を含む「出会い」があるのは確かですが、相手は違法な管理売春を行っている犯罪者集団です。しかも、相手の女性は風俗などにも勤められない訳アリな女性です。
相手が児童(18歳未満, 高校生)でない限りは利用者まで刑事罰を受ける可能性は低いですが、これが商売として成立してしまうと、さらに多くの業者が出会い系に参入してくる可能性がでてしまいます。そうなると、男性・女性・運営会社の全員が不幸な状況になる負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。
とうことで、どんな理由があっても「援デリ」と思われる業者の相手をしてはいけません。援デリだと思われる言動があった場合は静かにフェードアウトするようにしてください。
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事前に金銭の話があってもなくても、相手が未成年でなければ男性側が罪に問われることはないので、何か面倒なことになっても警察に行けば問題ありません。警察も援デリに関しては十分に認識しています。
(3)主要な出会い系サイト事業者に対し、児童被害の実態に関する情報を提供。個人的な援助交際を装って組織的にあっせんするいわゆる「援デリ」の排除に向けた対策強化のを申入れを実施。
警察庁の主な取組状況(PDF) - 警察庁
とにかく援デリは完全に相手に非がある犯罪行為なので、バックに反社会的勢力がいても臆せず自分の身を守る行動をとることが重要です。
一般女性の多い出会い系アプリであることも事実
色々と援デリ業者について書いてきましたが、一方で「援デリ業者がいる=女性が多い人気の出会い系サイト」というのも事実です。これは非常に悩ましいところですね。
女性会員を集められなかったり、都道府県の公安委員会に届け出いていないような違法サイトは「サクラ」を使います。しかし、運営会社による「サクラ」がいない一般人の男女が大勢いる人気サイトは、一般人を装って援デリ業者にとっても主戦場となっています。
| サイト名 | 会員数 |
| ハッピーメール(18禁) | 3500万会員 |
| イククル(18禁) | 1500万会員 |
| PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
| ワクワクメール(18禁) | 1200万会員 |
| ミントC!Jメール(18禁) | 1000万会員 |
このさじ加減が難しいので悩ましいところですが、基本的には会員が多いほど一般女性と出会える確率も高いので、とにかく会員数を重視するのが業界で働いていた者として一番オススメできるサイト選びの方法です。ぜひ参考にしてください。
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