Yahoo!知恵袋で定期的に見かける出会い系関連の質問の一つに、「いきなり自宅に誘われたのですが大丈夫でしょうか?」というものがあります。
まだ会ってもいない女性から誘われる場所としては、よくある「自宅」以外にも「出張で泊っているビジネスホテル」などを指定されるなどのパターンも存在します。
結論としては、そのお誘いは間違いなく「違法風俗」の客引きです。そこで"通常料金"を請求されるだけなので、何があっても絶対に行ってはいけません。以下のようなテンプレートを使う援デリ業者が手口を変えただけです。
自宅と称する場所に誘われた男性はホテル代などが浮くことになり、お得感を感じるかも知れませんが相手は違法業者に囲われている女性です。理由は後ほど説明しますが、相手も相当レベルの低い女性で間違いありません。
この怪しい女性会員ですが、私がオススメしているような優良サイトにも普通にいます。皮肉なことに、一般女性が多いサイトだからこそ、そこに集まる一般男性を狙って業者も勝手に入り込んでくる構造です。これ自体は自衛するしかないと諦めましょう。
サイト名 | 会員数 |
ハッピーメール(18禁) | 3000万会員 |
イククル(18禁) | 1500万会員 |
PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
ワクワクメール(18禁) | 1100万会員 |
ミントC!Jメール(18禁) | 600万会員 |
いきなり所定の部屋に呼び出されるようなケースは「遠目で女性を品定めしてから逃げる」という手法も難しく、近くで暴力団・半グレのような男性が見張り役・用心棒として待機している可能性もあります。ホイホイと呼び出されていくのは、もはや敵地に乗り込む自殺行為だと考えたほうがよいでしょう。
自宅やホテルの一室に呼ばれるパターン
最初からプロフィール欄に「自宅に来てもいい」と書いてあれば、一見して業者だと分かるので最初から避けられます。しかし、実際はメッセージのやり取りの段階で場所を提案してきて発覚するのが大半でしょう。
- ビジネスホテル(シティホテル)の一室
- 自宅と称するアパートの一室
シティホテルの場合は客を呼びやすいアクセスの良いターミナル駅が多く、"自宅"と称する場所の場合は都心からは少し離れた家賃の安いアパートの一室が多い傾向にあります。場所を提示されたらGoogle Mapなどで調べてみてください。私の経験では、東京都だと三鷹市など23区外に多い印象です。
よくある「援デリ業者」と同じように「業者は絶対に会う場所を譲らない」という特徴があるので、相手が駅やエリアなどで一切譲歩してくれない場合は気を付けましょう。
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「援デリ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。一昔前まで、出会い系と言えば「サクラ」でしたが、今の出会い系やマッチングアプリでは「援デリ」と呼ばれる業者が悪さをしています。 この「援デリ」について ...
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呼ばれた場所にノコノコと出向くのは相手のホームにカモネギが乗り込む形になるため、外で待ち合わせをする援デリよりも危険度が高いことは想像に難くありません。
また、あとに書く理由から「援デリ」とは異なり、そもそも相手が日本人女性ですらない可能性が極めて高いのが特徴です。まともに日本語が通じないケースもあります。
女性に呼び出された先で行われること
どれだけ警戒していたとしても、まんまと誘い出されてしまった場合は非常に危険です。女性以外に客引きした仲間の男性もいることを想定して、どれだけ現場で不快なことがあっても揉めてはいけません。
金銭(料金)の要求
やり取りしているメッセージの中でお金の話が出てこなかったとしても、これをもって一般女性だと勝手に判断しないようにしてください。現場に着くまでお金の話をしないで誘い出すケースもあります。
酷い例だとマンションの一室で玄関が「受付」になっていて、そこで男性従業員にお金を払って入室するなんて体験談もありました。ここまで割り切って違法営業するケースはレアですが、一歩踏み入れた時点で相手の陣内です。室内以外に外にも仲間がいる可能性を頭に入れておいた方が良いでしょう。
相場は「援デリ」と同じ2-3万円程度(首都圏)が多く、ラブホテルなどを使わない分だけ男性側の負担は軽くなりますが、明らかに売春禁止法で禁止されている管理売春(周旋)に該当します。
呼び出された場所に行くということは、こういう違法行為をする輩(ヤカラ)を相手にするということに注意が必要です。
待ち受けている女性(正体)
もう分かっているとは思いますが、呼び出された場所にプロフィール写真やメッセージでもらった写真の女性はいません。これだけは確実です。
部屋にいるのは片言の日本語を話す国籍不明のアジア人(中国人・フィリピン人・ベトナム人あたり)が多いです。少しでも日本語が通じるなら不幸中の幸いだと思いましょう。
日本人女性が相手の「援デリ」に比べて、この「部屋に呼びだす手口に外国人女性が多い」のには理由があります。その理由は単純で、外国人が屋外の待ち合わせ場所にいると男性が逃げてしまうからです。
写真と違う程度なら我慢する男性が多いとしても、会ってから言葉の問題があったりしては援デリと同じようには運用できません。
そのため、外国人女性に売春をさせる場合、日本人が出会い系やマッチングアプリで集客をして、逃げられない場所まで男性を誘い出すという役割分担をすることになります。もちろん、この売春斡旋は違法行為(周旋に該当)です。
業者が存在するのは優良な出会い系の証拠
明らかな違法風俗を組織的に行っている業者(反社会的組織)は非常に厄介な存在ですが、この業者がいるということは「そこには一般女性も多い」ことの証明でもあります。実は、これが男性にとって一番悩ましい問題です。
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「一般女性が多いから男性も多く集まり、その男性を狙って業者が潜り込んでくる」というのが、健全かつ流行っている出会い系の構造です。
業者すら潜り込まない出会い系は女性もいないので、運営会社が「サクラ」を使って男性からお金を巻き上げることだけを考えています。もちろん、「サクラ=運営会社」なので、お金をかけてまで一般女性を集客する業者はいません。
これが一貫して「使うなら集客力のある出会い系だけ」をオススメしている理由でもあります。出会い系の世界は、良くも悪くも集客力(会員数)だけが正義です。
サイト名 | 会員数 |
ハッピーメール(18禁) | 3000万会員 |
イククル(18禁) | 1500万会員 |
PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
ワクワクメール(18禁) | 1100万会員 |
ミントC!Jメール(18禁) | 600万会員 |
運営会社も24時間365日体制で監視して援デリ業者などを排除しようとしていますが、次から次に入ってくる悪徳業者の排除は絶対に追いつきません。
今の出会い系は宗教・マルチ商法・情報商材などの勧誘にも使われていたりもするので、正しい知識を吸収しながら自分の身は自分で守る覚悟をもって出会いを楽しんでください。