出会い系やマッチングアプリで女性とメッセージのやり取りをしていると、全く知らない出会い系サイトやLINEなどのメッセージアプリに誘導されることがあります。が、それらは例外なく危険なので注意してください。
手口としては「ここに自分のプロフィールや顔写真を載せている」「男の人はポイントが大変そうだから…」といった言葉で、男性を巧妙に他のサイトや別のアプリに誘ってくるものが多いですね。
しかし、どのような状況・理由であれ、自分が使っているサイト以外への誘導や宣伝に乗ってはいけません。脈絡なく相手から送られてくるLINE・KAKAO Talk・メールへの誘導も同じです。
これらは基本的に詐欺サイト運営業者・アフィリエイト収益目的のため、何があっても絶対に関わってはいけません。最近では情報商材や不動産営業の客引きにも使われています。
これらは例外なく悪意を持って紛れ込んでくる悪徳業者で、運営会社のチェックや男性会員の通報などによって日々停止させられています。
基本的に大手運営会社は24時間365日体制でモニタリングしていて、システム的なチェックを潜り抜けたとしても目で見て対応されています。
ただ、業者はアカウントが停止されても新規登録してくるだけなので、残念ながら運営側が有害なアカウントを完璧に排除することは現実的に不可能です。
とにかく、誘導される先のサイトやアプリは例外なく「サクラ」満開の詐欺サイトです。
「こっちではポイントでお金が辛いだろうから…」「お金をあげる(もらってください)」といった低レベルな誘い文句にも騙されないでください。ありえません。
あと、出会い系の多くは最初から「サクラ」のような悪徳業者しかいないサイトです。悪徳業者・悪徳アプリやサイトの見分け方を知らない人は自分でサイトを選ばないのが一番です。見分ける自信がないのであれば、大手以外は絶対に使わないようにしましょう。
サイト名 | 会員数 |
ハッピーメール(18禁) | 3500万会員 |
イククル(18禁) | 1500万会員 |
PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
ワクワクメール(18禁) | 1200万会員 |
ミントC!Jメール(18禁) | 1000万会員 |
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優良な出会い系サイトの選び方は「会員数」に注目するだけ
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ということで、これからも使い続けるために「なぜ詐欺サイトから勧誘されるのか」と「詐欺サイトを見分ける方法」を知って、これからは騙されない賢い消費者になりましょう。ちゃんと対策方法もあります。
詐欺集団からの勧誘は自分が原因です
まず、出会い系サイト外で詐欺サイトからのメールやLINEなどのメッセージが来るようになったとしたら、その原因は自分にあると思って間違いありません。
もちろん、LINE IDや電話番号を総当たりで送っているケースもありますが、ピンポイントで「出会い系ばかりが届く」のであれば、業者からカモになる候補としてリストアップされていると思ってください。
人によっては原因が分からず、「運営会社が情報を流している」と勘違いしてしまうかも知れません。しかし、大手サイトが情報を流すことは絶対にないので安心してください。
今の出会い系サイト運営会社は出会い系サイト規制法に基づいて都道府県の警察署が管理しており、あまり良いとは言えないイメージとは真逆で健全な業界です。
詐欺サイトから広告が届く理由(情報が漏れる例)
いきなり頻繁に迷惑メールやLINEなどのメッセージが届くようになったとしたら、自分の情報が漏れてしまったと考えて良いでしょう。それでも相手にしなければ、漏れていること自体は何も問題ありません。
思い当たる節がないこともある人がいると思いますが、下記のような経緯で自分のメールアドレスなりLINE IDなりが「生きている(アクティブである)」ということがバレてしまった可能性があります。
- 電話番号やメッセージアプリのIDへのランダム送信
- アプリやサイトで女性会員(になりすました業者)に伝えた情報
手当たり次第に送っているブルートフォースは回避できませんが、それでも届いたときのアクションが次は重要になってきます。
電話番号やメッセージアプリのIDへのランダム送信
ランダム送信のメッセージなどを受け取ってしまうこと自体は防ぎようがありません。キャリアやアプリなどのフィルタリングをかいくぐってきたものは仕方ないですね。
ただし、そこに記載されているURL(リンク)にはアクセスしないようにしましょう。全てではありませんが、送信したメッセージごとにパラメータを振っていて、誰に送ったメッセージからアクセスがあったかで死活を計測している可能性があります。
まさに自分のアクションによって「送信先が生きている」「興味がある可能性がある」ということを相手に知らせてしまうことになります。注意してください。
アプリやサイトで女性会員に伝えた情報
次は、出会い系サイトで女性会員のアカウントが停止されている最大の理由である「勧誘行為」です。
女性から送られてきたLINE IDやKakaoTalk IDを友達追加することで、悪質な業者側に自分の情報を知らせてしまっているケースが考えらえます。
完全に情報収集のためのアカウントで、漏れた情報の出所は完全に自分自身です。これは情報を交換するまでに業者かを見極める以外に避ける方法はありません。
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ただ、LINEにしてもKakaoTalkにしても迷惑メッセージは相手をブロックすればいいだけなので、それほど警戒する必要はないでしょう。業者を警戒し過ぎてID交換の機会を逃すことのほうがもったいないですね。
詐欺サイトの見分け方
あの手この手で詐欺サイトはアプローチをかけてきますが、慣れてしまえばその見分け方(避ける方法)は非常に簡単です。
そもそも「聞いたことがないサイトは使わない」だけです。これだけで確実に避けられます。出会い系は集客力こそ正義のため、基本的に会員数の多い大手だけを選ぶようにしてください。
サイト名 | 会員数 |
ハッピーメール(18禁) | 3500万会員 |
イククル(18禁) | 1500万会員 |
PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
ワクワクメール(18禁) | 1200万会員 |
ミントC!Jメール(18禁) | 1000万会員 |
出会い系にとって最も重要なのは「サイトの集客力」で、女性会員を集められないサイトはビジネスとして成り立ちません。
その会員を集めるにも膨大な広告宣伝費がかかるので、その費用を使わず安易に「サクラ(詐欺)」と「迷惑なスパム」で稼ごうとするのが詐欺サイトの特徴です。知名度や資金がないサイトは、まともなマッチングビジネスを展開することはできません。
サクラを使えば詐欺サイトは一般女性の会員を集める必要がないので、とにかく男性を惹きつけることの一点だけに集中し、法律(出会い系サイト規制法)なども無視した運営をしています。
詐欺サイトを見分ける方法としては、下記のような例が非常に分かりやすいポイントですね。
- 都道府県公安委員会へのインターネット異性紹介事業届出がない
- モデルや保育士など特定職種が多いことを宣伝
- 遺産やら当選金やらで「お金がもらえる」
後者2つはよく見かける勧誘文句でしょう。すべて嘘です。
都道府県公安委員会へのインターネット異性紹介事業届出がない
そもそもですが、出会い系サイトを運営するときは法律に基づいて都道府県公安委員会に届け出が必要です。
真っ当な運営会社であれば、TOPページの最下部(フッター)付近にインターネット異性紹介事業届出の認定番号が必ず記載されています。
この番号がない場合、かなり怪しいサイトだと思って間違いないでしょう。ただし、届出は違反したら罰則(6月以下の懲役又は100万円以下の罰金)のある義務ですが、届出のある事業者であることの表示自体は条文で求められてはいません。
出会い系サイト規制法違反 - 法律事務所ホームワン
モデルや保育士など特定職種が多いことを宣伝
私も出会い系サイトを運営していた経験があるので分かりますが、特定の職種の女性に絞った募集は現実的に不可能です。理屈上は「特定の広告媒体で募集すればいい」とも思えますが、集客はそんなに甘い世界ではありません。
女子力の高そうなファッション誌や業界誌に載せようと思っても、出会い系は掲載不可ジャンルまたは高額な宣伝広告費に見合わない会員獲得しかできません。残念ながら現実的な選択肢ではありません。
ということで、サイトが「モデル」「保育士」が多いようなプロモーションをしている場合、かなり眉唾だと思った方が良いでしょう。
そもそも職業自体が自己申告でしかない世界ですし、女性は個人を特定されないために職業(業種)などは隠しがちです。
現実的に特定の女性が多いアプリがあるとしたら、マッチングアプリのTinder(ティンダー)は外国人女性と出会える可能性が高いといったくらいでしょう。
遺産やら当選金やらで「お金がもらえる」系
これはベタ過ぎて説明する必要すらないですね。
会ったこともない・見たこともない相手に対して、どこの大富豪が出会い系サイトを使って「お金を差し上げる」なんてことをする必要があるのでしょう。
普通に考えたら異常なことが分かりますし、これを信じるピュアな男性は出会い系を使う適性と知性がありません。被害に遭う前に諦めましょう。
複数サイトの運営会社は要注意
他にも、パッケージソフトを用いて似たようなサイトを大量に用意したり、詐欺サイトはサイト名を頻繁に変えるという特徴もあります。検索エンジンで調べても情報がないようなサイトは使わないようにしてください。
悪徳業者は利用者をリスト化して、そのカモを自社運営の複数サイトでグルグル回すのがお決まりです。1つのサイトを使い始めてから色々なサイトの広告が来るようになったとしたら、それぞれのサイトのデザインやテイストなどが違っても全て同じ業者です。
この勧誘は法律の下記罰則に該当する可能性のある行為ですが、相手は最初から詐欺を目的として犯罪も厭わない違法業者なので気をつけましょう。
とにかく、「聞いたこともないようなサイトは使わない」というのがポイントです。少しでも怪しいと思ったら、検索エンジンで口コミや評判を調べてください。調べても分からない場合、そもそも「検索結果に出ない = 怪しい」という理解で間違いありません。
また、「とにかく無料ポイントの範囲で使う」というのも自衛策の一つです。お金さえ出さなければ実質的な被害を避けられます。
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「優良サイトは業歴が長く登録者数が多い」というのが一つの指標です。ぜひ参考にしてください。
サイト名 | 会員数 |
ハッピーメール(18禁) | 3500万会員 |
イククル(18禁) | 1500万会員 |
PCMAX(18禁) | 2000万会員 |
ワクワクメール(18禁) | 1200万会員 |
ミントC!Jメール(18禁) | 1000万会員 |