令和時代の大手出会い系サイトにサクラがいない理由

出会い系サイトにサクラは存在するか

出会い系サイトを使うにあたって、古き良き時代の出会い系を知っている人は「サクラ」を警戒すると思います。女子高生も平気で出会い系を使っていた全盛期のガラケー時代(2000年代前半)ですね。

しかし、時代は変わり、令和の時代まで生き残れた大手の出会い系サイトに「サクラ」はいません。これは絶対なので安心してください(あくまでも大手事業者のみです)。

私は「サクラ」のアルバイトを用意していた出会い系サイト運営会社を経営していた経験があり、現在も経験を生かしてリスクを回避しながら出会い系サイトを利用できています。とりあえず、出会い系はサイトもアプリも「会員数が全て」と覚えておいてください。これ以上に重要な判断基準はありません。

サイト名会員数
ハッピーメール(18禁) 3000万会員
イククル(18禁) 1500万会員
PCMAX(18禁) 1700万会員
ワクワクメール(18禁) 1000万会員
ミントC!Jメール(18禁) 600万会員

それでは、過去に運営側だった視点から見て、今の出会い系サイトには「サクラ」がいない理由について説明していきたいと思います。ちゃんとした大手サイトを使っている限り、なかなか女性に出会えない男性の原因は「サクラ」ではありません。言い訳は止めましょう。

サクラ経験者から見た出会い系サイトの現状

出会い系サイトに生息する「サクラ」

結論の繰り返しになりますが、大手の出会い系アプリおよび出会い系サイトにおいて、今の時代に運営会社が用意する「サクラ」はいないと思って問題ありません。間違いありません。

ただし、私が問題ないとしているのは「大手」に限定していることに注意してください。運営規模が小さければ小さいほど女性会員を集められないため、「サクラ」を使った詐欺しかすることができません。また、その中でも法律(出会い系サイト規制法)に基づく届出すらされていないサイトは極めてブラックです(最初から詐欺を目的にしています)。

迷惑メールやLINEで送られてくる聞いたことのない名前の出会い系サイトは、間違いなく100%サクラしかいない純度100%の詐欺サイトです。信じられないかも知れませんが、面倒なことにならないように一般女性は会員登録できないサイトすら存在しています。

一方、大手アプリを使って出会えないのを「サクラ」のせいだと思っているとしたら、それは単に自分の実力が足りていないだけです。それくらい業界は健全サイトと詐欺サイトで2極化しています。

今は昔になった出会い系サイトの「サクラ」

既に出会い系のサクラは過去の話

2003年に出会い系サイト規制法が施行されるまでは、実際のところ「出会い系=サクラ」と言っても過言ではない状況でした。

当時は名簿業者から買ったメールアドレスでスパムメールも送り放題で、私の会社では月1億円近い売上のあるサイトを4サイトほど運営していました。サクラ要因のバイトも新大久保のオフィスに24時間体制で10~30人くらい常駐しているような状況で、社員への賞与で夏冬それぞれ700万円も出せるほど我が世の春を謳歌していた時代です。

しかしながら、今は当時とは異なりインターネット異性紹介事業の届出制・事業者への罰則強化などの法整備が進み、特に"児童(18歳未満, 高校生)"に関しては運営会社が厳しく管理・制限することを求められています。

実は、いわゆる出会い系サイト規制法では「サクラ」を禁じているようなことはありません。ただ、届出制になり責任の所在を明らかにしたうえで、過去に高等裁判所で詐欺・不法行為が認定されているサクラ行為を行うことはありません。そもそもの事業継続に関わるようなリスクを負うほどのメリットが、「サクラ」を使うことにはないということですね。

また、SNSの普及により一気に情報が拡散する世の中なので、よくあるメールオペレーター(サクラ)のアルバイトからの情報漏洩も防げません。

メールオペレーターのバイト募集

これもまた大手運営会社が「サクラ」による儲けに対して負うリスクとしては大き過ぎます。もちろん、「サクラ」は詐欺行為なので刑事罰の対象です。民事でも不法行為であると認定されています。

東京高裁・サクラサイト被害逆転勝訴判決(PDF) - 全国消費生活相談員協会

ということで、法律に則って運営している大手運営会社にとって「サクラ」は全く割に合わないリスクだと言えるでしょう。法律が整備されたことで、ガラケー時代からは世の中が変わり過ぎました。ただ、繰り返しますが「大手」に限定した話です。

本当の敵は「援デリ」と呼ばれる業者

援デリ業者は違法な管理売春組織

ということで、もはや大手サイトや大手アプリを使うにあたって「サクラ」は気にする必要のない存在ではありますが、今の出会い系サイトにはもっと厄介な存在がいます。

ご存知のとおり、出会いを求める男性にとっての本当の敵と言える「援デリ業者」です。これは利用者にも運営会社にとっても本当に厄介な存在です。

(3)主要な出会い系サイト事業者に対し、児童被害の実態に関する情報を提供。個人的な援助交際を装って組織的にあっせんするいわゆる「援デリ」の排除に向けた対策強化のを申入れを実施。

警察庁の主な取組状況(平成29年)- 警察庁

今は昔の「サクラ」の目的はサイトでポイントを購入させることによる利益(詐欺)でした。そして、絶対に出会えません(私の運営していたサイトでは、トラブルになるのでアポ取り自体を禁止していました)。

一方の「援デリ」は実際に会えてしまいますが、対価を払って本番行為までして不快な思いをさせられます。レベルの低い女性の劣悪なサービスを受け、30分程度の短時間でさっさと帰ることになる悪夢のような時間ですね。

援デリの女性に支払った対価は、違法な管理売春を行う反社会的勢力(半グレ・暴力団など)の資金源になるため、間接的に反社に資金提供してしまうことにもなります。もはや援デリ業者は「サクラ」よりも圧倒的に悪質な存在です。

一般女性に紛れていてアポまで取れてしまうため、本当に「サクラ」よりも悪質で厄介な存在だと言えるでしょう。騙されないように見破るテクニックを身に着けてください。

援デリ業者は違法な管理売春組織
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出会いの成否はマッチング選びから

色々と書きましたが、「サクラ」全盛期で暗黒時代だった業界経験者の私から見て、今の出会い系アプリ・出会い系サイト・マッチングアプリはガラケー時代とは全く違うクリーンな業界になっています。「サクラ」も今や昔の話となり、最大手のハッピーメールが映画化されたのも時代の流れなのでしょう。

ただ、出会い系は使いやすさや相性などもあるので、まずは無料の範囲で色々なサイトやアプリを使ってみるのがオススメです。その中から使いやすさやフィーリングなどで、自分に合った出会い系だけを使い続けると失敗を減らせるでしょう(あれもこれも同時並行で使い続けるのはオススメしません)。

サイト名会員数
ハッピーメール(18禁) 3000万会員
イククル(18禁) 1500万会員
PCMAX(18禁) 1700万会員
ワクワクメール(18禁) 1000万会員
ミントC!Jメール(18禁) 600万会員

いまだに出会い系サイトを詐欺の道具に使っている会社や宗教・マルチ商法の勧誘などに使う悪人もいたり、過去にはなかった「援デリ」のような違法組織も存在しています。知識のない状態で自分で出会い系サイト・アプリを探すことは相応のリスクがあることを理解してください。

もちろん、正しいサイトを使えば無条件で出会えるほど甘い競争ではありませんが、好みの女性と出会える期待値は間違いなく上がります。あとはテクニックや慣れの部分もあるので、出会い系サイトを利用するうえでの心構えやテクニックを場数を踏んで学んでください。応援しています。

その間違った出会い系では会えません

当たり前のことですが、一般女性の登録が少ない出会い系を使っていては出会えません。まだまだサクラを使った詐欺目的の出会い系も多いのが現実です。

過去に出会い系サイト運営をしていた経験から、出会えるサイト選びのポイントは「新規会員登録の多さ」と断言できます。常に勢いがあるサイトを利用するようにしましょう。

ハッピーメール(18禁)

「まずはハッピーメールから」と言えるほど、初心者には特にオススメな業界最大手の老舗です。私もメインで使っています。

何よりもサイトへの新規会員登録が圧倒的に多いので、出会い系に慣れていない新規の女性にアプローチすることをオススメします。

プロフィールにある「興味あること」で相手の出会いの目的を察しましょう。

イククル(18禁)

イククルは少し出会い系に慣れた人にオススメです。

ポイント単価が安いこともあって男性同士の競争が激しいため、まずはハッピーメールで慣れてから参戦してみてください。

PCMAX ピーシーマックス(18禁)

PCMAX(ピーシーマックス)はハッピーメールと並ぶ歴史あるオススメの定番サイトです。

会員数1700万人でアクティブユーザーが多いのも特徴で、かなり幅広い目的での出会いを期待できます。

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